〜リチャード・ベイマーの屋根裏部屋〜
Richard Beymer collection 



WSSとあまり関係ないリチャード・ベイマー コレクション 
トラ猫ムーシー・・「アンネの日記」の 屋根裏ルームメイト

WSSでは、主役のわりには「弱い」と言われ、いまいち目立たなかったリチャード・ベイマー。
しかし、清々しい若さの中にも憂いと儚さを感じる表情は、甘くしっとりとしたメロディーをベトベトにせずに程よく調和。
この、彼のトニーでなかったら、私は絶対ここまでWSSを好きになる事はなかったでしょう。
なぜ、「WSSの唯一のミスキャスト」とまで言われたか?ご覧の通り、正装が似合う品の良さ。元不良に見えなかったのでしょ・・そこがいいのだ

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1939年2月21日、アイオワ州アヴォカに印刷業者エーニス.G.ベイマーの4人兄弟の長男として生まれる。
10歳の時、ロサンジェルスに移住したとき、隣に住む青年がタップダンスをしているのに感激して、
アル・ロス氏についてタップを習い、彼の紹介によりお子様向けのTV番組に出演
14歳の時にイタリアのヴィットリア・デ・シーカ監督に見出され、
終着駅』(53)にジェニファー・ジョーンズの甥の役で出演する。
翌年にはロバートワイズの『ソー・ビッグ』に出演。
(後、ワイズ監督がこの時の事を思い出してWSSのテストを受ける)
その後、ノースハリウッドハイスクールに通いながらいくつかの作品に出演、
卒業後、本格的な俳優活動に入る


(←赤ん坊&七五三風)
16歳の時、貯めておいた出演料で買った馬から落ちて半年寝たきり生活。そのために後、徴兵検査で不適格となる。
59年、『アンネの日記』のぺーター役に抜擢され人気を得て、フォックスに“ダンサー”として契約(!)
(WSSでトニー役を得たのは、実は「踊れる」という理由もあった。びっくり。)
その後、アーネスト・ヘミングウェイ原作の『青年』(62)、『史上最大の作戦』(62)、『独身アパート』『7月の女』などに次々に出演。
その後はニューヨークのアクターズスタジオで学んでいたが、60年代公民権運動、ベトナム反戦運動等の
社会的背景もあり(・・そしてヒッピーになったという噂が流れる)自主製作映画などに励み、大舞台からは消える。
1974年『ザ・インタビュー』という映画を製作、監督、撮影、出演という4役をこなし、マンハイム映画祭で高い評価を得て受賞。

その後、再び俳優として、主にテレビドラマ等に多数出演。「X-ファイル」や「ジェシカおばさんの事件簿」にも出演
ツイン・ピークス」のホテルオーナー、ベンジャミン・ホーン役は有名。
毎日瞑想するベジタリアンで、内向的な性格。控えめで落ち着いたいい人、との噂。独身・・?
現在はアイオワに畑を持ち、とロサンジェルスと行き来する生活・・らしい。

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身長182.5〜186cm、と諸説あり。体重74キロ (22,3歳当時) 
髪はダークブラウンの天然パーマ(多分) 目はブルー
真っ白い歯は、やや八重歯気味。
勝手にハマりポイント〜横に大きい目と大きな口と高い鼻
そして大きな手と長い指と首・・なんといっても美しい横顔
「ザ・クライシス11」という
65年頃のTVドラマに出演
していたメガネベイマー
1962年スクリーン 12月号
「リチャードベイマーの今日まで」


ぼっちゃんベイマープロマイド

  〜ゴシップ その1  WSSの撮影が終わった8ヶ月後の61年2月、パーティーで映画会社の指令で嫌々エスコートさせられたのがきっかけで
「アイドルを捜せ」のフランス人女優ダニー・サバルダニーサバルと恋に落ちる。
「史上最大の作戦」「青年」に掛け持ちで出演していた頃、2日間突然姿を消し、ニューヨークでデ-ト、婚約までしてきた。
しかし、その後ダニー・サバルは「アラビアのロレンス」「ドクトル・ジバゴ」の作曲家モーリス・ジャールと婚約してしまう、残念。
  〜ゴシップ その2 「青年」でイタリア・ヴェローナ(あのWSSの元話「ロミオとジュリエット」の舞台となった!)にロケに行った際、
父親の仕事の関係で滞在していたシャロン・テイトに出会い、「絶対女優になるべきだよ!!」・・と、ナンパして
自分の事務所を紹介する。後々、ロマン・ポランスキー夫人となった彼女の悲劇のマンソン事件はあまりにも有名。

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Terminal
station


終着駅
 (1953
) 


パンフレットと
DVD

 
総監修、淀川長治
「世界クラツシック
名画100選集」

ローマの終着駅構内だけ
で撮影された、
という事で画期的な
作品だった。
アメリカ人人妻メアリー、
伊語発音で「マリア」と
呼ばれている!

 DVD


 パンフレット
ジェニファー・ジョーンズ、モンゴメリー・
クリフトと共演。後、アンネの日記の監督
ジョージ・ティーブンは、「彼は若い頃の
クリフトにそっくりだ」と言っている。

   

かわいい

       

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The diary of
Anne Frank

アンネの日記
(1959)


パンフレット
とプレスシート
DVD
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WSS以外では
この映画が
一番好き。

 
ピーター役
オーディション
は、なぜか
ラブシーン
で行われた。




屋根裏ルームメイト、トラ猫ムーシー
〜23匹からオーディションで選ばれた!
 

 一番好きなシーン

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Five finger exercise

5種類の愛(1962)
 

ポスター

 
 
 嘆きのポーズ

だまれっ!

   

  

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Bacheior
Flat

独身アパート(1962)


パンフレット

 


ちょっと情けない顔

 


Vネックも似合う

 
共演のチューズディ・ウェルドとは噂だったらしい
    犬も一緒

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Hemingway's Adventures of a Young Man

ヘミングウェィの
青年
(1962)
 
  
*
この映画の
ものが、一番
出回っている

 




ミニポスター? 3枚組

     
 
スーザン・ストラスバーグとは噂にもなった。
   


リチャードベイマー特集 
「青年」と「ツナイト」総天然色レコード入り。


“特集”のわりには情報が少ない

 


 “総天然色レコード!

   

テーマ曲「ロザンナ」レコード

 

パンフレット

 
     

この頃は、何かといつもキスさせられてる

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 Cross Country

殺しの報酬(1983)

ビデオ

 

ストリッパーと、車で逃避行する話。
最も見て後悔した1本。

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Twin   Peaks

ツインピークス
(1991)

ビデオ全巻
 

患者

    リチャード・ベイマーとラス・タンブリンが
出ている事でも有名なこの作品。

ブックオフで安く売っていたので
中年トニー& リフ見たさに全巻買ってしまった。
内容は、シュールでいまいちよくわからなかった・・
ちなみに第21話で、二人の夢の
再共演シーンが見られる。
ちょっと変になった患者と精神科医という関係。

 医者

       


2007年 なんと、自叙伝を出していた !  この表紙、どうしてもこの絵を思い出します(T_T)

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